Gallery - X  都市風俗画巻と山水画巻の世界   



画巻とは、右から左へとひろげながら鑑賞する形式の横長の巻物絵画。 中国でつくられた画巻は日本にもたらされ、8世紀には日本でもそれを模写した作品がつくられるようになった。 特に、日本では、テキストである詞書(ことばがき)と、それに対応する絵を交互にあらわし、物語性をもった“絵巻物”として発達し、12世紀以降、物語絵巻、合戦絵巻、伝記絵巻、縁起絵巻、草紙絵巻、など様々な種類の絵巻物がつくられるようになった。

このGalleryでは、そのオリジナルといえる絵だけで構成される画巻のうち “都市風俗画巻” と “山水画巻” をとりあげる。

都市風俗画巻として、
     ・中国 清   徐揚 姑蘇繁華図 (清代の蘇州を描く)
     ・日本 江戸      熈代勝覧   (江戸後期の日本橋を描く)
の2作品と、都市風俗画巻の原点といわれる中国 北宋 張擇端 「清明上河図」を参考に掲載する。

山水画巻として、
     ・日本 室町  雪舟 山水長巻(四季山水図)
と、雪舟が手本にしたといわれる中国 南宋 夏珪 渓山清遠図巻を参考に掲載する。

なお、画巻、絵巻は、左図のように、両手でひらいては巻きながらみる。 手の長さにもよるが、このようにすると一時に見られる画面の幅は60cm程度である。 しかし、それより広く伸ばさないと見れない図巻も多い。



1.都市風俗画巻

   1.1 中国 清    徐揚  「姑蘇繁華図」
   1.2 日本 江戸        「熈代勝覧」
   参考 中国 北宋 張擇端 「清明上河図」

2.山水図巻

   2.1 日本 室町  雪舟 「山水長巻(四季山水図)」
   参考 中国 南宋  夏珪 「渓山清遠図巻」 (工事中)