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蕭白は、江戸時代中期の、円山応挙、与謝蕪村、池大雅、等と同時代の画家である。 一時期 京画壇を代表する画家二十人の名士録に、末尾であるが載ったことがあるが、奇矯の画家として、画界での評判は芳しくなく、あまり高く評価されなかったようだ。
以降江戸時代においてほとんど論ぜられず、明治時代に一人の画家・桃沢如水が蕭白についてその履歴を調べ、雑誌「日本美術」に作品や逸話を載せたことがあるが、明治、大正、昭和を通じて美術史上でも無視された画家であった。
この画家の再発見と言われるのが、昭和44年(1970)に発刊された辻惟雄氏の名著「奇想の系譜」である。 ここで辻氏は「奇想」とは「エキセントリックの度合いの多少にかかわらず、因襲の殻を打ち破る、自由で斬新な発想」ととらえ、蕭白ほか若冲ら六人を紹介した。 それ以降、少なからぬ美術評論家、愛好家が注目しはじめ、近くは、京都国立博物館のキュレーター狩野博幸氏が長年の研究成果を踏まえて開催した05年4-5月の京都国立博物館の特別展覧会「曽我蕭白」となった。このとき狩野氏がつけたキャッチ・コピー『円山応挙が、なんぼのもんじゃ!』で特に注目を集めた。
以下に、辻惟雄氏、狩野博幸氏の研究論文、などを踏まえて略伝、人物像を略記し、作品を掲載する。
なお、蕭白の作品は山水画、花鳥画、人物画、にわたっているが、いずれも特異な表現描写、彩色が特徴であり、また、屏風絵、襖絵、など 大画面のものが多いため、PC上で再現するのは極めて難しいが、挑戦してみた。 |
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