万延元年(1860)刊行。 半紙 一冊。 22.8 x 16.0 cm.
狂斎の絵本としては最も早い時期(三十歳)に出版されたものの一つ。 序文に拠れば、版元金花堂(須原屋佐助)がすでに狂画作家として名を為していた狂斎の傑作を集め、これらに添える狂句を六代目川柳に作らせ、初学の者の絵手本としても役立つとして刊行したもの。 百点近い戯画に七十三句が添えられている。
明治十五~十七年(1882-84)刊行。 初編~三編 三冊。 18.3 x 12.5 cm
三編とも主として戯画で構成されているが、能狂言図、山水・花鳥図を含む。
「人を酔わしむる」もので、酔筆ではない。
初編扉
二編扉
相馬墨塗之図
公時、酒呑童子、其二
山姥、狼、長首
虫の遊び
百鬼夜行
狼と旅人
暁斎百鬼画談
明治二十二年(1889) 折本 一冊 21.3 x 12.2 cm
土佐刑部大輔作「百鬼夜行図」(京都・大徳寺真珠庵本「百鬼夜行絵巻」伝土佐光信筆)に基づいて加筆したと序文に記されているが、いくつかの暁斎好みのシーンが欠落しており、おそらく江戸に伝わった真珠庵本とは別系統の模本に拠ったものと考えられる。