2.2

本画 - Ⅱ

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   なお、説明の中で 〈19XX〉とあるのは、制作年を、 〈?〉は制作年不明を意味する。 また
   〈19XXa〉、〈19XXb〉とあるのは、〈19XX年以後〉、〈19XX年以前〉を意味する。


風俗図

1870  雛祭り図 絹本着色 117.0 x 50.6  勝田たつ縁の作品
1871a  花見の図  絹本着色 118.9 x 52.8
1871  団十郎の暫 紙本着色 98.1 x 29.7
1881 博覧会場 一幅 絹本墨画淡彩 47.5 x 25.4 cm 上野であった第二回内国勧業博覧会の風景。
雛祭り図 花見の図 団十郎の暫 博覧会場


1871a  横たわる美人と猫 絹本着色 56.0 x 98.3
1871a  美人観蛙戯図 絹本着色 56.1 x 92.8
横たわる美人と猫 美人観蛙戯図


1871a  横浜文明開化の図 絹本淡彩 103.7 x 55.7
1871a  唐人相撲図 紙本着色 33.6 x 60 狂言「唐相撲」の一場面
横浜文明開化の図 唐人相撲図


1876a  ロンドン大宴会(『西洋道中膝栗毛』より) 絹本着色 52.5 x 99.7 『万国航海 西洋道中膝栗毛』第十五編下巻の最後に挿絵として添えられた図を手描きしたもの。
1879  河竹黙阿弥作『漂流奇譚西洋劇』パリス劇場 表掛りの場   絹本着色 62.9 x 90.8。 明治十二年九月、新富座の夜芝居で上演された河竹黙阿弥作『漂流奇譚西洋劇』のために描かれた、十六枚の絹張る行灯絵の一つで、暁斎と清満、芳年の3名が分担した。
ロンドン大宴会(『西洋道中膝栗毛』より) 河竹黙阿弥作『漂流奇譚西洋劇』パリス劇場 表掛りの場


1879a  吉原遊宴図 絹本着色 48.0 x 67.0
1871a  海藻問屋図 絹本着色 116.5 x 173.0
吉原遊宴図 海藻問屋図



十二ヶ月図短冊

1871年以降制作。 十二枚。 絹本着色。各34.4 x 15.3 cm
年中行事を短冊に描いている。極彩色で描き、金砂子も撒いた豪華な作品。


一月 浅草三社権現の流鏑馬
二月 初午
三月 花見
四月 潅仏会 ほととぎす
五月 鯉幟、鍾馗と鬼
六月 天王祭り わいわい天王
一月 二月 三月 四月 五月 六月


七月 七夕
八月 萩、月見の宴
九月 神田明神 神事能
十月 恵比寿講
十一月 鞴祭り ミカンを撒く鍛冶師
十二月 年の市 歳末風景
七月 八月 九月 十月 十一月 十二月



月次風俗図

明治四年1874 紙本墨図淡彩 各 135.2 x 53.0 十二幅。
月ごとの風物を一幅づつ描いた十二幅対の作品。 この作品は 十二幅を一気に描いた席画である。


一月 万歳の才蔵
二月 初午の稲荷詣り
三月 潮干狩り
四月 田植え
一月 二月 三月 四月


五月 鯉幟と鍾馗と鬼
六月 夕立と電信柱
七月 花扇の使い
八月 十五夜 草刈
五月 六月 七月 八月


九月 柿の実とり
十月 恵比寿講に因んだ恵比寿
十一月 顔見せ歌舞伎 「蹔」
十二月 追儺の豆撒き
九月 十月 十一月 十二月



十二ヶ月図屏風

1882 押絵貼六曲一双 紙本墨画淡彩 各59.2 x 15.3。 十二ヶ月の年中行事や風物を描いている。
元は『南総里見八犬伝』の版元丁子屋大渓平兵衛の依頼により明治15年に描いたが、暁斎は十一月まで描いて没したため、暁斎の娘暁翠が暁斎が描いておいた鴉の絵を選んで追加したものと云う。


一月 懸想文
二月 初午狐造り
三月 曲水の宴
四月 杜鵑
五月 菖蒲に蜘蛛
六月 能楽「氷室」
一月 二月 三月 四月 五月 六月


七月 花使
八月 道灌山月見
九月 松茸狩
十月 枯野
十一月 祝
十二月 枯木烏
七月 八月 九月 十月 十一月 十二月


書画会図


1870b 紙本墨画淡彩 125.5 x 64.4
1870b  目無之鑑定会 紙本墨画淡彩 109.3 x 30.9
1876  書画会の図 絹本墨画淡彩 131.5 x 65.5 両国の中村楼で行われた書画会風景。
1880  書画会の図  紙本彩色 139.0 x 69.0
書画会の図 目無之鑑定会 書画会の図 書画会の図


1881  書画展覧余興之図 紙本墨画淡彩 173.4 x 78.3
1882b  天狗集会之図 秋月種樹賛 紙本墨画淡彩 138.0 x 31.0
1885  盲人の書画会 紙本墨画淡彩 138.1 x 63.6  重野成斎の書
?書画会
書画展覧余興之図 天狗集会之図 盲人の書画会 書画会


? 盲人の書画会図 紙本墨画淡彩 127.8 x 31.0  戸井田研斎賛 賛は「群盲為事屡来過書画 首無用掃摩工拙元来入誰 眼風流世界此人多」
? 福女の書画会 紙本墨画淡彩 164.2 x 78.5
盲人の書画会図 福女の書画会


1881a 書画会図画巻 紙本墨画 132.8 x 33.7
書画会図画巻


戯画


1871a  ふぐの滝登り (滝:菫玉、句:俳諧師夜雪庵金羅、ふぐ:暁斎 の寄り合い書き) 紙本淡彩 137.6 x 14.3  席画
?  電信柱 山岡鉄舟賛 紙本墨画 137.5 x 16.2 席画
1882  雁の図 紙本墨画淡彩 178.0 x 42.5
1871a  大仏と助六 紙本墨画淡彩 136.0 x 29.0
1871a  群猫釣る鯰図 紙本墨画淡彩 129.3 x 37.8 席画
1871a  五聖奏楽図 紙本墨画淡彩 174.3 x 48.3
ふぐの滝登り 電信柱 雁の図 大仏と助六 群猫釣る鯰図 五聖奏楽図


1871a  墨合戦図 絹本墨画淡彩 172.4 x 99.7
1876  恵比寿大黒豆撒図 一幅 絹本着色 44.5 x 72.2
墨合戦図 恵比寿大黒豆撒図


獅子舞図 137.8 x 64.4 cm
獅子舞図 達磨の花魁股潜り


鳥獣戯画


1871a  蛙の車引き図 紙本淡彩 28.6 x 33.3 席画
1871a  蛙の学校 紙本墨画淡彩 19.4 x 29.8
蛙の車引き図 蛙の学校


1871a  猫と鯰  紙本淡彩 19.4 x 29.8   テオドア・シャイベ所蔵の画帖に納められていた全27図の内の一点。
?  白鼠の勉強 紙本墨画彩色 25.3 x 36.2
?  二股大根 紙本彩色 25.3 x 36.2
猫と鯰 白鼠の勉強 二股大根


1871a  蛙の放下師  絹本墨画淡彩 132.6 x 45.6 席画
1871a  飴天狗 絹本墨画淡彩 32.2 x 62.5
蛙の放下師 飴天狗


1871a  蟹の綱渡り 紙本着色 49.8 x 34.9
1871a  動物群舞図 紙本着色 73.0 x 53.0
蟹の綱渡り 動物群舞図


?  鳥獣戯画 画稿 猫又と狸
?  鳥獣戯画 画稿 梟と狸の行列
鳥獣戯画 画稿 鳥獣戯画 画稿



妖怪図


射的屋の妖怪 御茶屋の妖怪 相撲場の妖怪


1871a  耳長と首長 紙本淡彩 24.5 x 18.5  エドワード・S・モースが滞日中に蒐集したもの。
1871a  天狗の鼻切り 紙本淡彩 6.5 x 18.5 エドワード・S・モースが滞日中に蒐集したもの。
1871a  土佐大蔵少輔藤原行光画 百鬼夜行図 一幅 絹本着色 89.6 x 30.2
耳長と首長 天狗の鼻切り  百鬼夜行図


1871明治4年以後 手長足長図 肉筆淡彩 117.1 x 31.2
1871a  人物三長図  紙本墨画淡彩 128.5 x 31.5
1871  百怪図 双幅 各107.5 x 40.1 cm 紙本墨画淡彩 左 
1871 百怪図 双幅 各107.5 x 40.1 cm 紙本墨画淡彩 右
手長足長図 人物三長図 百怪図 (双幅)


1880 新富座妖怪引幕 一張 布墨画着色。 401.0 x 1704.0 cm。 明治十三年、開場して二年目の新富座(江戸三座の一つであった森田座の後身)で上演の河竹黙阿弥作『霜夜鐘十字辻筮』のために贈られた引き幕で、贈ったのは仮名垣魯文。 当時いろは新聞社長であった魯文が『歌舞伎新報』に連載していた「劇場客物語」にちなみ、客物語→百物語の当て込みで当代の人気役者をそれぞれ妖怪に見立てたものである。 中央の「?」の出で立ちのろくろ首が明治期歌舞伎に時代・世話・所作事いずれにも妙技を示した九世市川團十郎。 六月三十日、二見朝隈が銀座に構えた写真館二階で描かれたが、 真ん中に躍るような文字で「席画」と書かれているのは、これが多くの人が見守る中で描かれたことを意味している。暁斎は筆の代わりに棕櫚箒を揮り、しかも、そのとき酔払っていたが、この巨大な画面をおよそ四時間で仕上げたという。幕の上には、歩き回った暁斎の足跡がぺたぺたと付いている。 なお、幕のの天地は葛籠とその蓋であり、そこから歌舞伎役者の似顔である妖怪が飛び出してくるという趣向で、蓋には各役者の紋を描いている。
新富座妖怪引幕 一張



屏風絵


1870b  九尾の狐屏風 二曲一隻 絹本墨画 99.0 x 115.7
1871a  浮世絵大津連中図屏風 二曲一双 紙本着色  左  135.3 x 62.3
1871a  浮世絵大津連中図屏風 二曲一双 紙本着色 右  135.3 x 62.3
九尾の狐屏風 二曲一隻 浮世絵大津連中図屏風 二曲一隻


1885a 龍虎図屏風 二曲一隻 紙本金地墨画 151.0 x 164.4
? 女達磨屏風 二曲一隻 紙本墨画淡彩 103.0 x 116.0 「女達磨」とは、達磨の「面壁九年」に遊女の「苦海十年」を掛けた画題。 席画
龍虎図屏風 二曲一隻 女達磨屏風 二曲一隻


1871a 浮世絵大津連中図屏風 六曲一隻 133.5 x 294
浮世絵大津連中図屏風 六曲一隻


1871a 波乗り観音図屏風 二曲一隻 紙本着色 67.9 x 155.8
波乗り観音図屏風 二曲一隻


1871a 百鬼夜行図屏風 紙本淡彩 六曲一双 146.8 x 310.0 右双
百鬼夜行図屏風 六曲一双 右隻


1871a 百鬼夜行図屏風 紙本淡彩 六曲一双 146.8 x 310.0 左双
百鬼夜行図屏風 六曲一双 左隻



扇面画


1871a  恵比寿、弁財天図 表
1871a 団扇絵 黒塚人形 紙本彩色 23.2 x 24.2
1871a  恵比寿、弁財天図 裏
恵比寿、弁財天図 団扇絵 黒塚人形



板絵


1870b  石橋図 板金地着色 32.0 x 62.0  桐の板に描かれている。応需と書かれているが、注文主は不明。
1874  野見宿禰と当麻蹶速図 板絵着色 湯島天満宮
石橋図 野見宿禰と当麻蹶速図


1872  アイヌの酒宴 板絵彩色 66.0 x 45.0 北海道中川郡 稲荷神社
1880  大森彦七鬼女と争うの図  板地着色 192 x 235 亀有の大矢田村講中の依頼で描いた成田山新勝寺への奉納額
アイヌの酒宴 大森彦七鬼女と争うの図



衣裳画


1871a  処刑場跡描絵羽織 一領 表正面 「応需」とあるが注文主は不明
1871a  処刑場跡描絵羽織 一領 裏背面
1871a  処刑場跡描絵羽織 一領 裏正面
処刑場跡描絵羽織 一領 表正面 処刑場跡描絵羽織 一領 裏背面 処刑場跡描絵羽織 一領 裏正面