宸奎閣碑


1.碑石

    
     建碑:宋・元祐六年(1091年)
     碑文:禅宗に篤く帰依した仁宗皇帝が師事した大覺禅師が、英宗の世になって四明(浙江省)
         の阿育王山廣寺に居住することになり、禅師のために四明の人たちが寺の境内に
         大きな楼閣を寄進し、仁宗皇帝が親書した頌詩の宸翰を奉じたことから宸奎閣と名けた。
         大覺禅師と旧交あった蘇東坡に、門徒が禅師を顕彰する碑文を依頼したもの。
     書体:楷書
     碑形:原石亡失のため不明。
     字組:22行 35字/行 600字

     建碑後数年、新法党の弾圧が蘇東坡に及び、この碑石も倒された。
     
     唯一の宋原拓は、京都東福寺の開山・聖一国師が中国での修行を終え、帰国するとき
     徑山の佛鑑禅師より譲り受け、招来した。
     現在、宮内庁書陵部所蔵。


2.整拓本



3.碑帖